2016/01/03 00:48
ドーモ! 劇団21世紀枠です。
2016年を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
劇団21世紀枠は12月の第九回公演「ノネコ!」の公演終了後のもろもろがだいたい終わり
主催の椋原はまた別の企画の制作としてじわじわ動き出している今日このごろです。
せっかくの新年ですので、2015年の反省と2016年の展望を考えていきたいと思います。
・2015年の反省点
2015年の抱負は「好き勝手にやる」でした。おかげさまで劇団としてのカラーもとい
「主催の人格、攻撃性」が客席に対して全面にでた公演が続きました。
2015年中に、「さよなら海月記」「居直りメトロ~アイドル編」「ノネコ!」
と3公演もやることができたのですが(これも共催者と協力してくださる地域の皆様のおかげです、本当にありがとうございました!)
地域に支えられてるとは思えないほどの客席に対する態度は反社会的でした。
後半の公演になるほどこの傾向はひどくなっていき、ノネコ!時点では脚本はきわめて真っ当で道徳的な内容なのに
演出は客席に対しやたら攻撃的かつ挑戦的(別に客席に血のりをぶちまけたり、観客へ暴行を働くといったありがちな蛮行はしてません)
というちぐはぐな公演になってしまいました。
根底には「無理なく存続可能な低予算劇団の枠組みを作る」という行動理念がありまして
低予算→スタッフワークから順次あおりを受ける→演出的に不足してる部分が発生→これはあえてやっているという風に見せかける
この経路をたどり、客席への誠意が足りない(説得力が不足している)演出が連発され、現場は阿鼻叫喚といった始末になりました。
いや、まあそこも含めて当団体の「カラー」ではあるわけですが……
正直なところ、そんな反社会的なというか不道徳な活動をしたいというわけではないんですよね……
結局、能力の不足を補うための小手先のテクニックなんてどうあっても腐臭を隠し切れないということを再確認した年になりました。
・2016年の展望
と上記のように、反省点の多い2015年だったわけですが、怪我の功名というべきか
さんざんぼろぼろになったおかげでどうするべきかが分かってきた面も出てきました。
客席への誠意のある劇づくりのために、各公演プレビューを行い、そこで得られた意見を参考に劇作を進めます。
これに伴って稽古期間を延ばします。制作面でもチケットの売り方を自由席前売り当日精算から
指定席前売りweb上決済に順次変換していけるよう努力します。そのためのこのサイトです。
あと、予算カツカツ状態では心も痩せるので物販などで心のゆとりを取り戻します。そのためのこのサイトです。
そんなわけで2016年の為にこのサイトを立ち上げました! 本年も何卒、よろしくお願いします!